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遮音等級について
床材の性能比較ができる等級表記方法への対応。床衝撃音低減性能は、[推定L等級]から[ΔL等級]へ

床材や床仕上げ構造の床衝撃音低減性能を表す方法として、これまではLL-45、LH-50といった[推定L等級]が用いられてきました。
[推定L等級]は実験室での床衝撃音レベル低減量をもとに、空間での床衝撃音遮断性能を予測した値を算出し、これを床材の性能値として表してきました。
これは床材の性能を表しているにも関わらず、空間での性能値で表していることから、床材の性能値と実際の建物における空間性能が同じになるような誤解が生じていました。
また、これまでは乾式遮音二重床の性能試験における明確な規定がないことから、試験体の施工に関して床高や納まり、試験室などの条件が異なり、製品間の比較が難しいとの指摘がありました。
そこで、床材の性能を表す等級表記として、「床材の床衝撃音低減性能の等級表記指針」がまとめられました。


推定L等級  表記例:LL-45、LH-50
推定L等級の算出方法

■[推定L等級]の問題点

  • 製品特性(LL-45、LH-50等)が、空間性能(Li,r,L-45、Li,Fmax,r,H(1)-50)であると誤解される。
  • 試験体の施工条件が実現場に対応しない(根太、幅木、隙間)
  • メーカー間で床高などの試験条件が異なり、製品性能の比較ができない。
  • 床衝撃音遮断性能の表示のみであり、耐荷重性能との関連性が不明。

ΔL等級 表記例:ΔLL(U)-2,ΔLH(U)-2
儉等級の算出方法

■[ΔL等級]の概要

  • 試験での床衝撃音レベル低減量の測定結果によって、部材性能として等級表示。
  • 製品の相互比較を可能とするため、試験方法および試験体の施工条件を策定。
  • 実際の建物での施工条件に近づけるため、床端部(壁際)の納まりを再現した試験体を使用。
  • 床衝撃音低減性能だけではなく、耐荷重性能(荷重に対する床の変位)も参考値として測定。

■[ΔL等級]の概要と[推定L等級]の相違点

  儉等級 推定L等級
表示形態 床材の単体性能を表す方法 空間性能に結びつけた方法
表示する等級 儉L等級、儉H等級 (例:儉L(U)-2、儉H(U)-2) 推定L等級 (例:LL-45、LH-50)
カテゴリー 床材の種類により分類 ──
使用する試験室 壁式構造実験室 残響室・壁式構造実験室
床スラブ 200mm 150mm・200mm
試験体の仕様 標準型試験体
*床仕上げ高さは120mm〜150mm
*壁際納まりを再現
*木質幅木(浮き2mm以内)または軟質ヒレ付幅木(接触)
*床仕上げ材は、幅木の前面より2mm以上奥まで施工
規定無
(試験体の施工条件が様々 ⇒相互比較が難しい)
特定型試験体
*規定無
*等級表示にSをつける(例:儉L(U)-2S、儉H(U)-2S)
床の評価対象部位 一般壁際納まりまで再現施工 室中央の一般断面のみ
試験機関の相違点 統一した評価方法を採用 推定方法に差があった
荷重試験 同一試験体において荷重試験を実施(参考値)

■床材のカテゴリー

カテゴリーT カテゴリーU  
直貼り防音フローリング、
カーペットなど
発泡プラスチック系下地床
乾式二重床
カテゴリーの異なる床材の相互比較はできない
(等級が同一でも実際の現場で同じ性能になるとは限らない)

※乾式遮音二重床の床衝撃音レベル低減量は、施工現場での躯体性能や壁際・開口部の納まりによって変化します。[ΔL等級]の試験結果と実際の建物における床衝撃音レベル低減量は必ずしも一致しませんのでご注意ください。

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